デミグラスソースとは?

デミグラス ソースとは、西洋の代表的な料理ソースの1つですが、表記についての間違いが多いんですねー。もともとフランス料理のソースで、フランス語で書くとdemiglace sauce となるわけですが、ここのまま英語っぽく読むと「デミグラス ソース」と読めますね。しかし、これはフランス語なので、「e」は「ウ」と発音しなくてはいけません。したがって、「ドゥミグラス」が最も近い表記となります。これをさらに他のフランス語と同様に日本語として当てはめるとfond de veau(フォンドボー)のように「de」を「ド」と発音し、「ドミグラス ソース」が日本語として正しい表現となるわけです。お分かりですか?デミグラスではなく、ドミグラス。ちなみにこのサイトのタイトルを見ていただければ分かるとおり、デミグラス ソースとなっています。何故かというと、デミグラス ソースのほうが一般的に浸透している表現で、これから作り方やレシピを紹介するときに、デミグラス ソースのほうが分かりやすいからです。したがって、このサイトでは分かりやすいように、間違いではあるけれども、デミグラス ソースと表記していきます。ちなみにデミグラスの意味は、ドミ=半分、グラス=煮詰めるで、デミグラス ソースとは、濃厚なソースという意味になります。

デミグラスソースの作り方

デミグラス ソースを使った料理はたくさんあります。レシピも豊富です。代表的なのは、ハンバーグ、ビーフシチュー、オムライスなど。ハンバーグは煮込みハンバーグなどもありますね。で、デミグラス ソースを使った料理のレシピの前に、デミグラス ソースの作り方から紹介していこうと思います。美味しいハンバーグやビーフシチューは、デミグラス ソースが決め手。ですから、ハンバーグやビーフシチューの前に、デミグラス ソースの作り方を学びましょう。まず小麦粉をバターで色が付くまで炒め、一度冷ましましょう。これが「ルー」になります。そのルーに牛の肉(子牛がよい)と骨と野菜を煮込んで作った出汁を加えます。この出汁が「フォン」です。ここまではいいですか?はい。デミグラス ソースの為に頑張りましょう。そこからアクを取りつつ、およそ半量程度になるまで煮詰めていき、更にマデラワインなどで風味をつけましょう。煮詰めましたか?はい、デミグラス ソースのできあがりです。ちなみに、先にフォンを煮詰めてからルーを加える方法もありますが、牛など動物の体内にはゼラチン質と塩分が蓄えられているので、それを煮詰めることによって自然にとろみや塩分が出てきます。ですから、どちらにせよルーをあまり使いすぎないようにすること。それが美味しいデミグラス ソースの作り方のコツです。また、プロが作るデミグラス ソースはルーをまったく使わない作り方もありますが、その分、とろみを出すためにフォンを極限まで(1/10くらい)煮詰める作業が必要で、作り方としては非常に手間と時間がかかります。プロの味を追求したい方は、時間のある限り挑戦するとよいでしょう。

手作りデミグラスソースでオムライスのレシピ

では、デミグラスソース料理レシピとしてオムライスを紹介しましょう。材料4人分例によってデミグラスソースを自分で作っていない方は、ハインツのデミグラスソースを1缶用意しましょう。ハインツ デミグラスソース 1缶トマトケチャップ 大さじ2鶏もも肉 1/2枚玉ねぎ 1/2個ピーマン 2個白飯 600g卵 8個牛乳 1/2カップサラダ油 適量バター 大さじ4グリンピース(冷凍) 適量塩、こしょう 少々レシピ?@鶏もも肉、玉ねぎ、ピーマンを小角に切って、グリンピースを茹でる。Aフライパンにサラダ油を入れ、鶏もも肉、玉ねぎ、ピーマンを炒める。 塩、こしょうをして白飯を入れてほぐしながら炒める。 ある程度炒めたら、ケチャップを加えて素早く混ぜ合わせる。Bデミグラスソースとケチャップを混ぜて、温めておく。C卵に牛乳を入れて混ぜておきDフライパンにバターをひき、Cを入れて半熟にするE器にAを盛り、Dをのせ、Bをかけてグリンピースを添える以上です。どうですか?オムライスといえば、家庭料理の入門的な料理なので、ぜひ作ってみてください。デミグラスソースを上手く作れない人は、無理せずハインツのデミグラスソースを使いましょう。